学校法人 朝日医療学園 朝日医療大学校

学校法人 朝日医療学園 朝日医療大学校

2016年08月30日

再生停止

設計コンセプト

今回計画した「朝日医療大学校」はより良い教育環境を整え、真の医療人を育てていきたいという学園の熱い想いの元、市内4ヶ所に点在していた各種医療専門学校を、奉還町の地に1ヶ所に集約させることで実現しました。今回建設された計画地には当初使われていない古い官舎やバラックが密集する治安の悪い場所でしたが、学校が出来たことにより、多くの人の流れや新たな交流が生まれるなど、今後の奉還町の発展に大きく寄与するものと期待しています。学校施設としては敷地の条件もあり、各専門課の教育に必要な教室及び諸室を階層毎に集約しながら高層化することで、機能的にまとめました。また敷地周囲の斜線制限の影響もあり、中央のアプローチ空間であるガレリア部分を利用して建物全体を高層部分と低層部分に機能配分し、低層部分の屋上はフットサル場、高層部分の屋上は設備スペースに利用しました。外観については明るい色調で清潔感を表し、全体をシャープな表現でまとめることで先進性を表そうと意図しています。


建築主 学校法人 朝日医療学園 所在地 岡山市北区奉還町
構造 S造 規模 地上10階
延床面積 13,854.87㎡ 主要用途 学校